PBL(Project Based Learning)講座を開講しました
更新日:2019年4月1日
PBL(project based learning)講座とは、自ら学びに向かう主体性や多様な人々と関り議論する協働性、さらに自身の意見により磨きを掛ける表現力などを養成するために開設した、全く新しい講座です。
学年、クラスを問わず作られたグループの中で、ブレーンストーミングや発表の機会を設けることで、これから大きく変わる教育、社会に順応していける子の育成を目指しています。
答えの出ない問について自分なりの論理的な意見を持つ。多様な価値観に触れ、人と自分の違いや同じところに気付きながら、自分のアイデンティティーを築いていく、そんな機会を提供します。
大会開催日時
日時 | 3月23日(土)11:00〜12:10 |
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対象 | 小学5年生〜中学3年生 |
持ち物 | 筆記用具 |
科目 | 人文・社会科学科 「ある朝、虫になっていたら~フランツ・カフカ『変身』より~」 (担当講師:戸田 有香先生) |
PBL講座を受講した生徒の声
題材:「あなたの隣の友人は、本物?」
- 今日初めて、PBL講座に参加して、人と意見を交流するという見方が変わりました。
学校などで意見を交流しても、同学年。知ってる人。友達などで、知っていることを交流して、「へー」だけで終わってしまっていたけど、今回は違う学年。初めて会って話す人。など、初めて聞く意見などが交流できて「クローン」について深く考えることができました。 - 「クローン人間は作ってはいけない。」これはあたり前のことだと思います。しかし「動物のクローンならいい。」と知った時、それはおかしいと思いました。クローンにも命があるから、その命をもてあそぶようなこういはいけないと思います。
今回のPBL講座はそういう「命」のことについて、深く考えさせられました。
もう一度、その「命」について考えてみようと思います。 - 生物とは(理科的にいえば)はんしょくのため生きている。そのために性別もあるし、知能もある。クローンができれば、それは不要になる。
クローンができれば生物は生きる目的を失うのではないか、そう考えさせられる講座だった。
普段考えないことを考えさせられるものだったため、次回も参加したい。